72話
      







今週の僕ヤバ、最後のコマ見ていきなり脳内にMUGEN ROAD流れ始めちゃった。
ほげええええ……………
全部…………
全部回収するのか…………
全部だよ…………
全ては幻ではない…………
ツイヤバは別時空ではない…………
これが答え………だ…………(絶命)
「おそらく2年前のツイヤバを体験してきた者達だ 面構えが違う」
「今だよ」ほんのわずかな追加でツイヤバが明確な本編に変化を遂げるの、巧みすぎるんですよね。違うじゃん、重みが……決定的に……俺は何も知らなかったんだ、当時のツイヤバが山田の『覚悟』のツイヤバだったなんて……
あの数々のツイヤバは市川と山田の極々表面的な描写でしかない…という事実。スゴいを通り越して、怖い…!!
バレンタインの日にチョコ貰って一緒に帰って自転車2人乗りしたらそれはもうそうだろ!!!
己の心がちょっとずついい感じになっていくのを僕ヤバで確認する
市川山田、チロルチョコ将棋が知パートとして、ここから物語は暴パートに進んでいくのか?
僕ヤバ、これからどうやって相手を殺すかよくよく知らせた上で手順をなぞるの、ヤクザの手口か?
僕ヤバのバレンタイン編、ツイのヤバが回収されていく感じなのかな。このあと殴られるところが分かっていると考えると、ガイアがシコルスキーに言ったところの「確実にくる恐怖…人はその待つ時間にこそ恐怖する」じゃん。
「その手があったか…」の山田のセリフはチョコ将棋にかこつけて市川にチョコをあげる口実を思いついたみたいな実際の将棋でありそうなセリフとのダブルミーニングになってたのかなと今更ながら気付く。
自分の中高時代よりも僕ヤバのほうが鮮烈なイメージとして記憶を侵食してくるため、もしかして私の中高時代はこんな感じだったのではないかという偽の記憶が生まれつつある
市川京太郎の自意識を理解して彼の机の上でチョコを広げて退路を断つ関根萌子、調略巧いな……
萌子はまだ恋を知らないんだろうな…
恋に恋するというか、イケてる彼氏とイチャイチャしたい!っていう願望だけで、具体的に誰かに恋をした事がないんだと思う。
そういう子が本当に恋をするところ…見たくない…?
見たい…
大学生編くらいで見たい…
足立の道化っぷりを挿入することで、自意識オバケの市川が、チロルチョコをバレンタインチョコだと勘違いさせない見事な構成。
足立で山田はチロルチョコ将棋を思いついたのだが、同時に市川の気づきを妨害したのも足立という、まさにトリックスター・足立
#僕ヤバ pic.twitter.com/gKtZk7JdHN
今週のここがヤバい
ツイヤバのライトな描写の後にこれ。キテる。
桜井のりおの漫画巧者としての腕が光る。もうビカビカに光る。七色に。ゲーミング漫画家。 pic.twitter.com/kgWVly6pSf
山田杏奈、バレンタインにチョコ渡し合って浮かれてるカップルよりも市川京太郎にアプローチかけてると思ってたが、それでも足りないってなかなかの強欲の壺じゃない
あれだけイチャコラして二人乗りにも躊躇いがないのにチョコ渡すことにやきもきする山田、真顔で「これ以上何を求めるのです?人の欲には限りがないのですか?」と問うてしまう
ツイヤバは僕ヤバ本編とはパラレルで、本編ではツイヤバ以上の"暴"の力に打って出てくるのではないかと今から怯えているぜ。たぶん市川のほっぺに可愛いチョコのハートを作るくらいじゃ済まないだろう。あの女はその程度じゃ満足しなくなってる。末恐ろしいぜ......
「本編が更新されるまでツイヤバが本編と同じ時空かは確定しない」
シュレディンガーの僕ヤバ(桜井のりお 2021)
#僕ヤバ
しかしそうなると市川……!!こいつ……!!
ホワイトデーで「もらっ……て…ないよな…」って言うんだぞ……!!おまえ……!!往生際悪いぞこのやろう……!!
「原さん達なんて一緒に帰ったりデートする仲だろ」

君らもそうだよ
原さんには幸せになってほしいが、神崎はしばく
僕ヤバで上がり過ぎた熱を鬱ごはんで冷ます、一見健康的クールダウンに見えるけどそれ水風呂じゃなくてドブだからな……
何が嬉しいって、市川が足立に普通にキツめのツッコミ入れたりして、クラスで10カ月ほど過ごして自然なクラスメイトになってること。
一時はイジメの対象になるかも…とビクついたこともあったのに、ここは嬉しい。
もちろん山田の行動は全力でカワイイ回だったのだけれど。

#僕ヤバ
バレンタイン編が来るということは今までのツイヤバは本編の前哨戦に過ぎなかったのか、焼き直しで終わるわけが無いだろうから
どんな爆弾投下してくるのか今から戦々恐々としている…
#僕ヤバ pic.twitter.com/W7Je6O3upf
僕ヤババレンタインデー回、ツイヤバの流れをなぞるっていうことはチロルチョコ将棋の後にチョコまんとメルティーキッスが来るっていうことで、つまりこれなんですよ pic.twitter.com/qIA1jjdupq
ツイヤバで明示されている「少なくともホワイトデーまではカップルではない」という説が補強されたなと思ってるんですが、怖いのは、描かれてないその先なんですよ。

いつか必ず来るその““アポカリプス””に、我々は備えなければなりません。

ツイヤバという防災訓練はもう用意されていないのです。
ツイヤバが正史に再統合されていけば夏のふたりはもう大人の軌道エレベーターから宇宙空間へ射精…もとい射出されかねん。


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